〜インド占星術との出会い〜

近年、インド占星術が「当たる占い」として、とても人気が出てきています。
アメリカではVedic Astrology、インドではJyotish 又は Hindu Astrology と呼ばれているものです。
今から12年前の初めてインドを旅した際に、インド占星術という存在に初めて出会うことになりました。
元々占い好きの私は、すぐにどんなものだろう?と、あちこちで見てもらったのでした。
インド占星術は世界最古の占星術と言われ5千年ほどの歴史を持つといわれています。
そして本場インドでは、インド占星術は、人々の生活に強く密着し、今も尚、この智慧は活かされ続けています。
そこには、ただ単なる占いだけではなく、宝石療法やマントラを唱えたり、
断食やバクシーシ等の行いによる開運法を行ったり、どこかヨーガと結びつく点も多く(バクティヨーガ・カルマヨーガ等)
またヒンドゥ教との関わりも深いので尚更、生活に対する密着度は深いのだろうと思います。

10歳の頃にタロットカードと出会い、益々占いが好きになっていきました。
子供の頃から幽体離脱や様々な神秘体験をしていた私は、インド・ヒマラヤにおいて瞑想、
ヨーガを学び、神秘的な経験を重ね、自分の中の何かが急速に開かれていくのを感じました。
私にとってのインドは、様々な意味で、神秘の宝庫だったというわけです。


初インドでの事・・・ヒマラヤ山脈が見える道端に、白いヒゲをはやし、眼光鋭い、
白くて大分すすけたクルーター(民族服)を来た占い師が座っていました。
一瞬目が合い、なんだかおじさんの横を黙って通り過ぎれない感じがして、
吸い寄せられるように、近づいていき、、結局観て貰うのなったのでした。
手相をみたり、また生年月日と名前も言いましたね。
今考えてみるとかなりいい加減だったと思いますが、それでも楽しかったのを憶えています。
言われた内容はというと、正直言って 大はずれ!全然当たっていない・・・(笑)
周りに人だかりができ、どうしてこんなもの信じるんだ?という声が飛んでいた・・。
彼の占い結果は、ひどかったけれど、占い師に必要な説得力みたいなものは十分持っていたように思う。
なによりも、眼光が鋭くて鋭くて・・・(笑)
当たる当たらないは別として、よい思い出になっています。
そのおじさんに頂いたルードラクシュ(菩提樹の実)があるのですが、それもお守り代わりに
その頃は、身に着けていましたね。菩提樹の実は、霊性を高め、純粋性を授けてくれます。
その翌年・・・本格的にインド占星術と出会っていきました。
その頃瞑想も深かったせいか、全てのものに関して感が強くなり
石も触れるもの触れるもの色々感じてしまう状態でした・・・。
とにかく困った状態(敏感過ぎて)の中・・少しずつ占星術の神秘性に惹かれていきました。
まず的確に様々な事を占星術師が伝えてくる・・・というのには驚きました。

ただ、どんなにインド占星術が素晴らしいものだとしても、占星術師の善し悪しはかなり影響すると思います。
今でも印象的な占星術師はネパールで出会った人でした。
今もネパールに行く度に探しているいるのですが、なかなか再会する事ができません。
その中で一番印象的なのはその占星術師が私に伝えた一言です。
“いずれ貴方も私と同じような道に入る・・・。
”そして瞑想を忘れてはいけない・・・・・。と・・・・・。
数年前にインドに行く事を予言した霊感占い師も言っていました。
“いずれ貴方も私と同じような道に入る・・・。”
それってこの私が占い師になるっていう事?
言われて嬉しくなかったのが、この一言でした・・。

もともとの専門はピアノで、それまで占い師になるなんて事夢にも思わなかったですし
言われて嬉しくなかったというのは、人生の陰の部分を相談される役割なわけですから
決して、ラクではありませんよね・・・。友人に悩み事相談されているうちはいいのですが
それが、専門になっていくという事は、責任も生まれてきますし、あちこちの占い師を訪れた経験から
そういわれることが、とても重たく感じられる一言だったわけです。
その後色々な流れが起こり、今の自分に至るわけですが、今は、この道を選んだ事に後悔はありません。


私に大きな影響を与えてくれた、インド・ヒマラヤ出身の占星術師・ヨゲーシュ氏・・・。
彼がまず私に大きなきっかけを作ってくれ、そしてこの道に導いてくれた恩師でもあり師匠です。
彼は、ブラーミンで、ビシュヌ神の聖地でもあり、バドリナートのお寺では、神に祈りを捧げたりする方でもあります。
ヨーガにも精通しているので、数年に一度は、ドイツを始めヨーロッパに招かれたりして
道場で瞑想やヨーガの指導をしたりもしています。
そんな彼の元でインド占星術を学びましたが、彼から伝授されたインド占星術というのは
深い精神性に包まれた教えでした。
今でも、彼とはPCでコンタクトを取ったり、またインドに行く際には、常に挨拶に訪れる大切な場所でもあります。
インド占星術に導いてくれた彼に、今も心から感謝しています。


世の中には、沢山の占いがあり、そのどれもが素晴らしいと思います。
たまたま私にとってはインド占星術でしたが、それぞれの方も、様々なものに出会う際には、
それなりの理由というものがあると思います。
インド占星術がなぜここまで魅力的いだというと、一人一人の運命をそこに見ることができるからです。
過去生は、どんなだったのか・・・?陥りやすい癖やいつも取ってしまう行動パターンなど・・・
運命とは、過去生からつながって、今があるという考え方がベースにあり
そして、今、どのような部分で改善していくことが必要か?という事を教えてくれるのが、インド占星術だと思います。
生年月日や生まれた場所のデータを下に、ホロスコープという表(チャート)を作っていきます。
検証していくチャートは、いくつもあるので、それらを見ていくと、その人が抱えるであろう悩みや障害・喜び・体の病気・・・
そして心の病気など・・・・様々なものが見ていきます。
いわば、チャートは、運命予想図ということになります。
人は生まれながらに運命というものを持ってこの世に生まれてきますが、
生まれた時間、日にち、場所も、環境も、全て自分の魂が過去の行いによって、自らそれらを選び生まれてきます。
それを、カルマと呼びます。
カルマは、行動や行いの事をさします。
これについては、「カルマ」の章で詳しくお話していきたいと思います。



さて色々な事をお話してきましたが、インド占星術によって、自分自身の持って生まれた運を
いかに活かしていくか・・・というヒントを星達は伝えてきてくれています。
しかし、それには、時期があるというのも事実です。
出会った時が、それを知るタイミングかもしれませんし、まだ先かもしれません・・・。、
占いは当たるか当たらないかだけではなく、いかに自分自身を知り
それをいかに人生に活かしていくかという方法を見出す智慧だと思っています。

最後に・・・。全てのことには意味があります。
しかし、その意味というのは、時間が過ぎてみないとわからない事がほとんどです。
過ぎた事について、十分悔やんだら、是非、その辛い経験を活かすために、
その経験から、何が必要だったのか・・・を受けとって見てください。
きっと、未来に役立つメッセージが沢山はいっているはずですから・・・。